2014年2月28日金曜日

身長198cm体重124キロのアメフト選手の動作解説

軸トレーナー天谷です。

下の写真の方はサウスカロライナ大学のDEジェディボン・クラウニー選手です。

Facebookにアップされていたので注目し、彼の動きを簡単に分析してみようと思います。

彼は40ヤード :(36メートル)をコンバインで4.47秒で走ったようです。アメフト経験者でない方はどれほどの速さなのかイメージがつかないかと思いますので、50メートルのタイムに予測換算してお話していきます。

まず、タイムです。割合で単純計算すれば、
40ヤード : 4.47秒=50メートル : 6.16秒
となりますが、

残りの約14メートルはスピードにのっているので、おそらく50メートルを5.2〜5.4秒くらいで走ってしまっているだろうと推測できます。50メートル走は慣れ親しんでいるかと思いますので、激しく速いことがお分かりになられたかと思います。

それでは、198cmで124キロの巨漢をこれほどまでのスピードで身体を動かせる原因となっている点を解説いたします。

それは体幹です。より細かく言えば、肋骨の動きです。

トップアスリートは肋骨が驚くほどに動きます。

上下前後左右(3次元)で異なる動きを自由自在に創り出し、そこで生み出されたパワーを末端の手足に伝えるという力の伝達機序が働いているのです。






クラウニー選手で注目するべき箇所は脇腹です。左右の脇腹の違いに着目してみてください。

右側の脇腹は最大限に縮み

左側の脇腹は最大限に伸ばされている

そのわき腹の動きに対応して、

右腕は伸び、左腕は曲がっている。そして、腕はリラックスしている。

あなたも、肋骨を動かせるようになれば、トップアスリートに近づくのです。

以上

0 件のコメント:

コメントを投稿