軸トレーナー天谷です。
下の写真の方はサウスカロライナ大学のDEジェディボン・クラウニー選手です。
Facebookにアップされていたので注目し、彼の動きを簡単に分析してみようと思います。
彼は40ヤード :(36メートル)をコンバインで4.47秒で走ったようです。アメフト経験者でない方はどれほどの速さなのかイメージがつかないかと思いますので、50メートルのタイムに予測換算してお話していきます。
まず、タイムです。割合で単純計算すれば、
40ヤード : 4.47秒=50メートル : 6.16秒
となりますが、
残りの約14メートルはスピードにのっているので、おそらく50メートルを5.2〜5.4秒くらいで走ってしまっているだろうと推測できます。50メートル走は慣れ親しんでいるかと思いますので、激しく速いことがお分かりになられたかと思います。
それでは、198cmで124キロの巨漢をこれほどまでのスピードで身体を動かせる原因となっている点を解説いたします。
それは体幹です。より細かく言えば、肋骨の動きです。
トップアスリートは肋骨が驚くほどに動きます。
上下前後左右(3次元)で異なる動きを自由自在に創り出し、そこで生み出されたパワーを末端の手足に伝えるという力の伝達機序が働いているのです。
クラウニー選手で注目するべき箇所は脇腹です。左右の脇腹の違いに着目してみてください。
右側の脇腹は最大限に縮み
左側の脇腹は最大限に伸ばされている
そのわき腹の動きに対応して、
右腕は伸び、左腕は曲がっている。そして、腕はリラックスしている。
あなたも、肋骨を動かせるようになれば、トップアスリートに近づくのです。
以上
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